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取材を受けました

2015年06月16日

畑中優宏弁護士が弁護士ドットコムから取材を受けました。

息子が、障害がある同級生に暴力を振るわれて一生残る傷を負った」弁護士ドットコムの法律相談コーナーに、傷を負った子供の母親から相談が寄せられた。相談者の息子は、身体的に障害がある子供と健常児が同じ教室で学ぶ私立の小学校に通っている。1年ほど前、息子のクラスメイトで障害のある子供が、図工の授業中に暴れていた。しかし担任の教師はそれを知りながら何の対処もせず、そうこうするうちに息子が障害のある子供に鉛筆で刺され、口の横に一生残る傷を負ったそうだ。母親は、学校と話をし、危機管理に関する回答を求め、その結論がでるまでは補助教員をつけるよう要請した。しかし、その後も学校からは危機管理についての説明はなく、勝手に補助教員をはずす始末。母親は、「もう耐えられません」と精神的にすっかり参っているようだ。母親は、危機管理を怠った学校に対して、慰謝料等を請求したいと考えている。このようなトラブルで、学校に慰謝料を請求することが可能なのか?

コメント

できます。まず、担任の教師に責任があります。授業中、しかもいろいろな道具を使う図工の時間に暴れている児童がいる場合、他の児童に危害を及ぼすかもしれないことは容易に予測のつくことです。にもかかわらず何も対処しなかったのですから、少なくとも怪我をさせたことについて過失があります。ですから、その担任は、損害賠償の責任を負います。 そして、学校は、その担任の使用者ですから、使用者責任といって、損害賠償の責任を負うことになるのです。

また、私立学校の場合、学校と児童らとの間に私法上の契約関係があります。その契約関係では、所属する児童らの安全を確保する義務が学校に認められるので、その義務を怠ったという理由でも損害賠償の責任を負います(債務不履行責任といいます。)。

損害賠償の範囲は、治療費はもちろんですが、顔に一生残る傷が残った場合、慰謝料の請求も可能と思われます。

さらに、私立学校との契約関係の中には、児童らが怪我を負った場合、当該事件について調査して説明する義務も含まれると考えられます。ですから、そのような説明義務を果たさない場合、損害賠償の責任を負う場合があります。

 

 

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